2020年 子年

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 前略

 令和二年となり、2020年となり既に一か月が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

恐ろしいくらいの記録的な暖冬で、体調は崩しにくい1月となりそうでしたが、最近では新型コロナウィルスの騒動で日本でもマスクが品薄になっているとか、、、と新年早々あまり良いニュースは無く、ちょっと幸先悪い1月のように思えるのは私だけでしょうか。。。

 いやいや今年は子年!再び新しい十二支のサイクルがスタートする年で、しかも”あの感動をもう一度!”の東京オリンピック開催の年でもあります。植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期であり、未来への大きな可能性を期待できる年です!またネズミは子供をどんどん産んで子孫繫栄の象徴であり、場所・時を問わずどこででも生きていけるという適応能力が高い逞しい動物です。

世界中の人々がどんな状況でもあらゆることに頑張れて、そしてどこの場所でも仲良く平和に毎日を過ごせるような年になってほしいと切に願っております。

 話はそれますが、私にはネズミというと必ず思い出すことがあります。ネズミの心拍数は600-700回/分です。研修医時代に点滴を落とす速度を大体1分間で30滴くらいで落としてみてと上司から指示されたことがありました。勿論患者さんにつなぐ前の準備で練習だったのですが、”これくらいですか?”と上司に聞くと、上司が”先生の心臓はネズミの心臓だね(笑)。”と言われたのをいつも思い出します。いつも仕事に追われ、心も体も常につっぱ走る毎日だったので、そんな速度(速い速度)になったんだな...と恥ずかしながらも苦笑したのをよく覚えています。

今でもネズミのような毎日ですが(笑)、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

                               M.M