忘れられない夏
前略
残暑お見舞い申し上げます。暑中お見舞いを通り越してしまいましたが、残暑というのをはばかれるほどの暑さですが皆様いかがお過ごしでしょうか。各地で最高気温を更新したり、熱中症患者さんが毎日多数搬送されたり、世界中で猛暑や温暖化により山火事、災害などが起きており、テレビでは”危険な夏”などと報道されたりしています。本来7月8月の夏というのは、バケーションというイメージで世界中が明るく、楽しく、リラックスできる季節のはずが、危険な...という言葉が付いているテロップを見ると悲しくなりました。今年は子供の夏休みが短く、そしてコロナ禍ということで何処も行けず、宿題をするだけで終わってしまったような気もするのは私だけでしょうか?何よりも一番子供たちが可哀想で、今年の夏は色んな意味で”忘れられない夏”になることと思います。来年には新しい生活様式、新しい夏休みから、元来の夏休み・生活様式へ戻ってほしいものです。
先日秋の夜長ではなく猛暑の夏の夜長に、私が最近ハマっている音楽を聴きながら仕事(デスクワーク)をしていました。私は子供が生まれてから、ほとんどテレビというテレビを観なくなり、観ると言えばニュースかDoctorXくらいです(笑)。自分が子供の頃、母親が"テレビなんか全然見たくない、時間がなか。あんたたちも観なさんな、勉強せんね(”しなさい”の意味です)(長崎弁(笑))"とよく言っていましたが、その意味がやっとわかるようになっていました(笑)。テレビを観ないからか、流行っている音楽や歌手なども2シーズンくらい遅れて知るようになります。今ハマっているのは、最初なかなか名前も覚えれない、髪?いや髭?で何か横文字のofficial?が付いている?と未だに間違えたりしますが、Official髭男dismというグループの音楽です。音楽が2シーズン遅れるならば、勿論ドラマはそれ以上に後れを取り、春に"恋はつづくよどこまでも”の再放送ダイジェスト版を観て、このグループの音楽を知りました(遅すぎ?(笑))。結果的にはドラマを観て音楽を知ったのですが、コロナ禍で春の新ドラマが撮影されず延期になり、代わりにこれまでの人気ドラマをダイジェスト版で流していたようです。ドラマはなかなか観れないのですが、昨年から色んな人が”胸キュンする!””めっちゃイケメン、佐藤健君!”と言っていたのと、佐藤健君がやっている役が循環器内科医だったことから、いつか見てみたいなと思っていました。春にたまたまテレビをつけたら、そのドラマのダイジェスト版が始まっており、音楽がめっちゃいい!、この絶妙なタイミングでこの音楽!、確かに”佐藤健君カッコイイというか...私からしたら可愛い!"と夕飯の片付けをしながら思ったのを覚えています。そして、佐藤健君のカテーテルアブレーションをする姿を見て...、あ~〇〇先生に似てる!と思ってしまいました。自分が研修医の頃の直々ではありませんが上司で、見た目も臨床能力も臨床スタイルも憧れる先生でした。...と言って、同門の先生方でドラマを観て私と同じ先生が思い浮かんだ人がいるかどうかは全く保証できませんが、私はとにかくあの〇〇先生を思い浮かべました。同門の先生はえ~??誰?誰?そんな人いないよ~という感じかもしれません(笑)。今でも大病院でご活躍されているとても尊敬する先生です。いつかその先生に、”恋はつづくよどこまでも”に出演されてましたね~なんて冗談をリモートではなく、お酌でもしながら、直に言いたいなと思っています(笑)。
話が飛び過ぎて、相変わらず何を言いたいのか全くわからないコラムとなりました、すみません。
髭男(一般にこのように略されて言われているようですね)の"I Love..."を聴きながら、流し目といい、腕の良さといい、あ~先生に似てる~!相手役の看護婦さんとはほぼ遠いキャラの私も昔先生によく怒られたな~と思い出し、...そして来年、再来年、いやずっと、きっとこの音楽を聴くと、2020年はコロナ禍でドラマも撮影が延期になり、人気ドラマが再放送され、佐藤健君が〇〇先生に似てたな~、大変な年、大変な夏だったな...と思い出すんだろうなと思いながら、パソコンのキーボードを打った真夏の夜のひと時でした。
まだまだ暫く続きそうな猛暑、そしてまだ収束が見えない新型コロナウイルス感染症、くれぐれもご自愛ください。
M.M